タクシーに導入
同時通訳

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授業対象=中学生
実施=2020年6月実施予定


2020.5.18


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全体像


教材


@ 新型コロナウイルスで客足が止まってしまっているが、2019年の訪日外国人数は前年比 2.2%増の3188万人で、過去最多を更新した。そこで、鳥取市に導入しているのが「1,000円タクシー」だ。鳥取市は観光地が点在しており、外国人にとっては移動が難しい。そこで、市内にある9つのタクシー会社が、3時間1,000円で貸し切りできるタクシーを導入し、市内の観光地を巡る「鳥取観光マイスター」の取り組みを始めている。その一方で立ちはだかったのが、「言葉の壁」だ。挨拶などの最低限のコミュニケーションは取れても、歴史や文化まで外国語で説明するのは難しい。

A そこで始まったのがKDDI研究所と協力し「多言語音声翻訳システム」(タクシーに音声翻訳機を設置)を活用したプロジェクトである。音声翻訳にかかる時間は2?3秒。現時点で対応している言語は中国語・韓国語・英語で、ほぼリアルタイムでのコミュニケーションが可能だ。

B 運転席と後部座席に「翻訳専用アプリ」をインストールしたスマートフォンとスピーカーを設置。後部座席に座った外国人観光客が外国語でスマートフォンに話しかけると、音声を日本語に翻訳。翻訳された音声は運転席に設置されたスピーカーから流れる。その音声を聞いて、ドライバーが運転席のスマートフォンに日本語で話しかけると、後部座席のスピーカーから外国語に翻訳された音声が流れるという仕組みだ。言葉の壁がなくなったら、訪日外国人旅行者の満足度や安心感はより向上し、旅行者数増加につながるだろう。その結果、地方への観光客も増えると期待されている。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)


題材は
「新型コロナウイルス」


課題はオンライン授業。

新型コロナウイルス感染症により
臨時休校が続きました。
授業の遅れが問題となっています。
これを打開する手だての一つが
オンライン授業(遠隔授業)が注目され
導入されている学校もあります。
この是非について
静との皆さんに自分なりの意見をまとめ
プレゼンしてもらいます。


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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